| 時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 09:00~12:30 受付12:00まで |
◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | △ 奇数週診療 |
- |
| 14:00~18:00 受付17:30まで |
◯ | ◯ | △ 偶数週診療 |
◯ | ◯ | - | - |
休診日:日曜日、祝日、土曜日(偶数週)
※都合により診療時間・休診日等が記載と異なる場合がございます。


人生100年時代となり、自分らしく楽しく生きていくためには運動器の健康が不可欠です。当院は、「歩く」「動く」に関係する骨、関節、筋肉、神経などを対象とする整形外科に加え、リウマチ科、リハビリテーション科の診療を行い、地域のみなさまの健康維持をサポートしていきます。
関節リウマチ及び骨粗鬆症の専門的な診療を行っております。
| 施設名 | 医療法人社団 ふなもと整形外科 |
|---|---|
| 診療科目 |
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| 電話番号 | 0985-30-5100 |
| 所在地 | 〒880-0303 宮崎県宮崎市佐土原町東上那珂14983-1 |

当院では以下の施設基準の届出を行っており、該当する診療報酬項目を算定しています。
骨粗しょう症とは骨がもろくなり、骨折しやすくなる疾患です。転倒くらいの軽微な外力でも骨折してしまいます。骨粗しょう症は国内で1590万人いると見積もられていますが、治療を受けている方が少ないのが実情です。
骨粗しょう症そのものに症状はなく、骨折してはじめて骨粗しょう症が判明することも少なくありません。脊椎の椎体骨折や脚の付け根の大腿骨近位部骨折は、それだけで骨粗しょう症と診断されます。
X線を使うもの、超音波を使うものがあります。骨粗しょう症の治療効果判定までを考えると、脊椎や大腿骨近位部をX線で評価する全身型DXAで評価することが最も望ましいと言えます。
女性、高齢、骨折の既往、骨折の家族歴、低体重、運動不足、喫煙、過度の飲酒、ビタミンD不足、カルシウム不足などが知られています。また病気、疾患に関連する続発性骨粗鬆症や、治療薬で生じる骨粗しょう症もあります。男性骨粗しょう症患者も410万人と推計されており、少ないわけではありません。自分の骨の状態を確認するために、一度骨密度検査を受けることをお勧めいたします。
骨粗しょう症治療の目的は骨折を防ぐことにあります。治療というと薬物治療と考えてしまいますが、骨の材料であるカルシウムとカルシウムの吸収を助けるビタミンD、そしてタンパク質を適切に摂取すること、運動して骨に刺激を与えることが大切です。これらの生活習慣を整えた上で薬物療法を行います。骨折リスクに応じて注射薬や内服薬を適宜使用し、治療効果は骨密度を検査して評価します。

骨密度測定器
関節リウマチは、関節の痛み、腫れ、こわばりが生じる疾患です。手指、手関節、足などの小さな関節に複数箇所で起こることが多いですが、肩、股関節、膝など大きな関節にも生じます。免疫系の異常で自身を攻撃する自己免疫疾患のひとつで、主に関節内の滑膜で免疫反応が起きて炎症が生じます。炎症の結果、骨、軟骨が侵され関節の変形、破壊に進行し、機能障害を引き起こします。
関節リウマチの診断は関節の腫れや痛みの数、血液検査、そして症状の持続期間をスコア化して行われます。血液検査の結果は重要ですが、それだけで診断されるものではありません。
関節リウマチの治療はこの四半世紀で劇的に変化した疾患のひとつです。炎症のメカニズムがわかってきたことで、免疫の暴走を起こしている分子(因子)を標的にした注射薬や内服薬が登場したからです。安価で効果の高いメトトレキサートから治療を開始し、効果不十分の場合は分子標的薬である生物学的製材やJAK阻害剤を使用します。

リハビリテーションは病気やケガ、また年齢によって生じた機能障害を回復して、再び自立した生活を送れるよう支援する治療です。温熱療法や電気治療など機器を使って痛みの緩和や血流の改善を図る物理療法と、関節の可動域訓練や筋力訓練、歩行訓練などの運動療法を組み合わせて実施します。当院のリハビリテーション科にはベテランの理学療法士2名が在籍し、患者様との対話を大切にしながらリハビリテーションを行っています。
単に関節の痛みや動かしにくさを治すだけでなく、病気やケガによって生じた日常生活の制限を解消し、「できなかった」ことを「できる」ように、基本動作能力の回復をサポートしていきます。
